もはや恒例となった、クラッセン(=門下生のコンサート)。
前回、準備が足りずにOKをもらえなかった、プロコフィエフのソナタを弾いてきました。
今回は、
今までの自分にない表現の可能性を引き出すこと、
技術的に難曲といわれる曲によって技術の向上と筋力アップを図ること、
今まで避けてきた課題に向き合った、苦しい期間でした。
よって、いざ本番で演奏するときに集中することがいつもと違って、
より冷静に、冷静に熱く、
そして頭と身体、両方の脱力・リラックス、
この二つのポイントがテーマでした!
脱力という点は、今回に限らず大事なことですよね。
でも、今までそこは優先的ではなかった・・・。
それでも弾けてきたから。
今まで気をつけたことのなかったことに集中しながらの本番はとても怖かったですが、
今回乗り越えられたことは、自分にとって、かなり大きなことになりました。
最後の最後で暗譜が飛びましたが(笑)、
でもようやく冷静から解放された、大興奮のコーダだったので、
喜び故の事故、ということで許してください。(笑)
それにしても、今回はみんな、かなーり気合の入ったプログラムでした!
ベートーヴェンのソナタ2曲、シューマン大曲2曲、プロコフィエフのコンチェルト・・・(笑)
3時間を超えるコンサートになり、
リハーサルから聴いている先生は合計6時間!
「でもみんな面白く弾いてたから楽しかったよー」と爽やかにおっしゃっていました。(笑)
日本人の友達の演奏も、素晴らしかったです。
音楽的な要素が強くて且つ大曲というのは、非常にエネルギーがいるのですが、
最後まで集中力切らさず、真摯に音楽と向き合っている演奏でした。
同じ門下で、こういう友達がいるのは本当に幸せなことです。
感動と刺激をもらいました!
ありがとう!!!
春の本番ラッシュは終わったので、
少し遊びつつ(笑)、
また気持ちを新たに勉強していきたいと思います!
ああ、遊園地に行きたい・・・絶叫マシーン・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿