2012/05/02
カラフル住宅。
今日は、中心地からほんの少し外れたところに位置する、
フンダートヴァッサーハウス(Hundertwasserhaus)を見に行きました。
普通の町並みに突如現れる、鮮烈な建物。
鮮烈だけど、柔らかくて遊び心のある、興味深い建物。
ウィーン生まれの建築家、フンダートヴァッサーがデザインした共同住宅です。
自然を愛した彼は、人間と植物の共存を目指したそうです。
そして、自然の中に唯一存在しないものは直線であると考え、
無機質な直線を一切排除し、徹底的に曲線にこだわりました。
そうすることで、自然への回帰を唱えたのです。
建物の前の道も、わかりづらいですが、地面がうねっています。
中庭には大きな木!屋上にも木が見えました。
なんでも、建物を建てると地面がなくなるからという理由で、
屋上に地面を作り、植物を植えるという発想だそう!
外観もそうですが、こういった柱なども、カラフルな色使いが独特です。
残念ながら、建物の内部は見学ができませんでした。
今でも普通に人が住んでいるそうなので。
しかし、建物を見てこんなにワクワクしたのは初めて。(笑)
彼の大きな作品の中に入り込んで、
まるで別の世界にいるような感覚になった時間でした。
道中、疲れた身体を休めようと、ふと目に止まったカフェレストラン。
今日はたまたまだったのかもしれませんが、
騒がしい街中とは思えない静かさと、花咲く坂道の途中に位置するロケーションに、
すっかりハマってしまいました。
それなりに有名なカフェレストランのような感じはしましたが、
本日、自分の隠れ家に認定。(笑)
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