2012/09/08

講習会。


今年の夏が、終わりました。


怒涛の日本での本番を終え、
ウィーンでの講習会も昨日終わり、あとは冬ゼメスターの開始を待つのみです。




講習会では、相変わらずの充実のレッスン。
普段は90分のレッスンなのですが、講習会の60分がとても短く感じました。


レッスンとは別に、コンクールと受賞者コンサートに出演させていただき、
8月からの疲労も重なり、最後は体力勝負でした。

改めて、やっぱり音楽家も体育会系だなあと思います。(笑)




コンクールって、コンサートと比べて、
どうしてこうも、自分にプレッシャーを与えてしまうのだろうかと、反省しました。

明らかに、緊張の種類が違うので、自分でも嫌になります。

人前で演奏するという行為は全く変わらないし、
特別視することでプラスの方向にいくわけでもないので、
僕の場合は、邪魔な感情です。

















このコンクール後の冴えない顔をご覧いただければ、おわかりでしょう(笑)


コンクールの後、師匠の最後のレッスン、そして受賞者コンサートという流れでしたが、
レッスンが白熱したことは、言うまでもありません。

音楽的には、ほとんどプランが固まっていた曲目ですが、
細部まで突っ込んだ指摘が続き、何度も初めから弾き直し。

師匠の、非常に熱のこもったレッスンがおこなわれました。

終いには、今の自分には、とても痛い言葉もいただいてしまいました。





「できるのだから、あとは実現するだけ。」





そう、自分でもわかっていました。
師匠に言われることは、確かにレッスンで反応することはできるのですが、
それを、自分のものになかなかできないのです。

こればかりは、練習の時の、繰り返しの回数なのでしょうかね。
そのへんを怠っているわけではないのですが、
それでも、簡単には実現できないのが現状です。



「コンクールより上手く弾けるよね?」とプレッシャーのかかったコンサートは、
細かい事故はありましたが、まあまあやるべきことは果たせたとは思います。

でも、また大きな課題にぶつかった感は、これからしばらくは続くことでしょう。
























昨日演奏した、バロックザール。

















同じ講習会で知り合った仲間から、一輪の花をいただきました!
ありがとう!!



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