2012/10/11
その弐、フランス。
フランス料理。
ヴィシソワーズくらいしか知らない、
特に普段食べたいとも思わない、フランス料理。
やっぱりお米が好きだし、
調味料からして、醤油だったりみりんだったり、
どうしても日本の味を欲してしまう身体になってしまっています。
だから、ウィーンでほぼ毎日・毎食行っている自炊も、
ご飯を炊いては、日本の味に仕上げてしまうおかず。
パスタを作っても、和風味か中華味になってしまうパスタ。
ついつい茹でてしまう、うどんや蕎麦。
ウィーン料理、勿論美味しいものもありますよ!
僕のイチオシは、ニンニクのクリームスープ。
(でもこれはウィーン料理なのかな・・・?)
にんにくの香りがとても強いですが、にんにくの味しかしない!なんてことはなく、
結構塩味の効いた、濃厚なクリームスープです。
一応、メイン料理の前に頼むものですが、
このスープだけでも、しっかりと存在感のある料理です。
さて、本題のフランス料理。
今回の旅は、命懸けであちこち移動したので、
まともに食事をしたのは2回でした。笑
しかも、そのうち1回は、夜10時くらいにようやくありつけた食事で、
写真を撮る余裕もなくかぶりついた、牛肉のリブステーキ・・・。
そして、あとの1回は、
モンサンミッシェルに観光した際の、ランチだったのでした。
オレンジが基調の、テラスレストラン。
魚介のスープ。
名物のオムレツ。
濃厚ティラミス。
オムレツが名物というのは、なんでもここがオムレツ発祥の地らしいのです。
経費がかからず栄養価の高い料理を、というコンセプトのもと生まれたレシピで、
卵白はメレンゲ状にして、美味しいソースになっていました。
ウィーン料理と比べ、味付けが洗練されていて、都会の料理だなという印象。
特に魚介のスープは、色んな旨みがあって、とても味わい深かったです。
しかし、ちょいお高かったなあ。
といっても、こちらの三品のコースで、20ユーロちょっとですが・・・(2500円くらい)
でも、貧乏留学生には、かなりの贅沢です!
リブステーキといい、このコース料理といい、
美食の国と言われる理由はそれなりにあるのだなと、感じました。
きっと、クオリティーの高さが、ちょっと他とは違うのでしょう。
その点では、少し日本に近いものは感じました。
ここのスズメは、きっと豊富な餌があるのでしょう。
非常に、お太りになっておられました・・・。
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