2011/11/18

その後のブラームス。

先日、初めての参加だった、門下の演奏会が終わりました。


始まりがブラームスで、途中いくつか他の曲も勉強しましたが、
約2ヶ月のブラームスと向き合う日々が、終了です。


途中、かなりヘコむような御言葉を先生に何度かいただきましたが(笑)、
せっかくステージで演奏できるし、
初めて取り組んだこの曲をとりあえず完結させたかったので、
最後のほうは意地で踏ん張っていました。



今回、割と早く、音楽的なプランは立ち、
音色のチョイスも、先生と考えが一致することが多かったので、
すんなりとアドバイスを受け入れつつ進んでいったのです。


じゃあ、あとはこれを自分の中で確実なものにしていくだけだ!

っとなった時です。


いつでも出したい音色が出せるように、
技術的な向上も図る意味でも、
繰り返し繰り返しの練習が始まりました。

しかし、それを行ってから、音楽が流れなくなったのです。


なんだかこの感覚、懐かしいなーと思っていました。
なんだろう、この感覚・・・。

そうだ!一昔前の自分だ。ということに気づいたんです。

丁寧に、着実に、理想の音を打鍵することは必要なのですが、
そこに意識が支配されると、打鍵そのものに硬さが入り、
音になるのに僅かな時間が生じる・・・。

それが、昔からテンポが遅い傾向にある、自分の習性だったんです。


以前は、遅めに設定したテンポでも、表現の仕様によっては
やりたいことがそのように聴かせられるというのが自分の軸でした。
そのリスクを負ってでも、自分の中でとにかく着実に弾きたかったのです。

でも、エフラー先生は、その曲その曲に相応しいテンポがあって、
また、ある程度のスピードがあってこそ、時間と空間が自由に使える、
と教えてくださった。

最初は抵抗ありましたが、(今でもあまりの速さに時々抵抗ありますが。笑)
今ではその考えに完全に納得しています。


でもそれって、すごく難しいことで、
実際に演奏している時の、音の聴き方を、
過去と未来(出した音と出そうとする音?)を同時にというか、
それに加えて、繊細な耳と大胆な耳を同時にというか、
常に不安定な状態をキープしなければいけなかったのです。

でも、それを必死に求めている時が、音楽的には良い結果になっている。

でも、こんな状況で、完成度を上げるためにはどんな練習をしたらいいのか、
本当にわかりませんでした。
今までの(技術面での)練習方法では、意味がなかったのです。



新たな感覚で音楽を聴けたことは大きな収穫でした。
ただ今後、この課題と向き合っていかなければなりませんねー。



とまあ、ブラームスはこのような形で完結?したのです!
本番が一番良かったので、満足のいく勉強でした。

しかし頭を使ったせいか、風邪ひきまくってます(笑)



このキャパの小ささ・・・・・・。

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