2012/05/08

練習のお供。
























僕の譜面台は、大変賑やかです。



よく見かける光景としては、
ピアノの上が楽譜の山とか、完全に物置になっているとか・・・。

でも僕はそうではありません!






まずは、練習に欠かせない、録音機。

これはもう使い始めて2年くらいになるのか、オリンパスのPCMレコーダーです。
録音操作は簡単だし、音は良いし、データの扱いも容易だし、とても使いやすいです。

思えば、カセットテープから始まり、MDを経てこのオリンパス。
ザーザー雑音のする中、自分の音を探していた昔が懐かしいです(笑)

やはり録音して客観的に聴くことが、練習の一番の近道。
でも、なかなか現実を受け入れられないという気持ちとの葛藤が、必ず起こります。

いつかテレビで観たのですが、フィギュアスケートの選手も自分の演技を録画するという。
それもやっぱり同じ理由で、課題克服の近道だと話していました。





次に、練習すると、喉が渇きますよね。

それもあるし、その時の飲みたいものを飲みながら練習できるという、
常に自分との闘いの辛い練習時間をちょっぴり優雅にできるという、
そんな言い訳の込められた、コップも置いています。(笑)

コーヒーだったり、紅茶だったり、
ジュースは好んで飲まないのであまりありませんが、
時にはお酒だったり・・・

(調律師さんには、とても言えません・・・・・・・・・・・・・。)





そして、これから始まる夏に備え、ミニ扇風機。

これは、以前に友人からプレゼントしていただいたもので、
ペラペラな羽ながらもそれなりの風がやってくる、優れもの!!

確か、お値段も大変リーズナブルなようで、
暑さが苦手なピアニストはぜひ、そういう方は多いと思います。

これで、熱くなりすぎた頭を冷やしています。





最後に、フクロウ。

これは、地元で高校卒業するまでに習っていた先生からいただいたもの。
学業成就の御守りです。

その先生には、4歳から習い始め、14年間、芸大に進学するまで教えていただきました。
今の僕は、その先生無くしては有り得ないといっても過言ではありません。

毎週土曜日、学校が終わって13時に先生のお宅へ。
3・4時間に渡るレッスンと、その後のご褒美のおやつタイム(笑)
パンやらケーキやらお菓子やら、
食べ盛りの僕に、いつも大量の差し入れを用意してくださっていたのです。

口数少なく、人見知りの激しかった10代でしたが、
それでも先生となら何時間でも居たかったあの頃、
気づけば平気で20時くらいになっていて、よく親に叱られました。
帰ってご飯が食べられないので(笑)

先生のことが大好きで、ピアノを始め、
20年以上経った今では、時々お酒を交わすようにもなり、とても不思議な感覚です。

大人になった今では、
先生の、指導者としての素晴らしさと、人間としての素晴らしさを、
最高の感謝の気持ちと一緒に、感じています。




そんな先生にいただいたフクロウはもう10年以上も前から、
僕の御守りとして、ずっと練習のお供です。












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