2012/05/24

難解クラシック。


久々に、コンサートに足を運んできました。



もともと、ウィーンフィルによる、ドビュッシーのピアノ作品「映像」の管弦楽版や、
バレンボイムによるバルトークのピアノコンチェルトがプログラムの、
大変興味深い演奏会だったので、楽しみにしていました。


そう、「もともと」ね。








・・・・・・・急遽、変更になったのです(+_+)
もう聞いたときはテンションガタ落ちでした。
あまりに楽しみだったので、良い場所確保のために早めに並んだというのに(笑)


変更後のプログラムは、以下の通り↓

シェーンベルク:ヴァイオリンコンチェルト
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー:交響詩 『海』



シェーンベルク(シェーンブルンって言いそうになる・・・)は初めて聴きました。
なんだかきっと難しい曲なんだろうなあと思いつつ、
・・・すみません、訳わかんない曲だなあと思いつつ聴いていました(笑)

無調で、リズムも複雑、和声もあってないような、旋律なのか何なのかわからない、
こういう曲ってどうやって仕上げるんだろうと、いつも弾く人に対して感心してしまいます。

そして、曲をよく知っている人なら、ブラヴォーな演奏、
良く知らない人にとっては、運が悪ければちょっと苦痛な時間・・・、
そういった、クラシック音楽の難しさも久々に感じてしまいました。



以前に、仲の良い友達に、
「クラシック音楽(演奏者)は、自己満だ。」
と言われたことがあります。

スポーツなどのように、人に感動を与えられるものではないって、断言されたのです。

勿論、そんなことはないと信じています。
が、全てが全て、100%そうだとも言い切れない部分も否めない。

結局、知っている人にしかわからない感動もあるし、
知らないことが悪いことでもないし、
じゃあ結局興味がある人たちの中だけの自己満なのだろうか。

でも、スポーツでも、ルールを詳しく知らなかったとして、
ルールを知っていたらわかる駆け引きや、スゴ技プレーなどはわからないにしても、
命がけのプレーや、真剣に立ち向かう姿など、感動する要素はありますよね。

それと一緒で、クラシック音楽でも、
堅苦しい専門的なことを抜きにして、人に感動は与えられるはず!

そう信じてはいるけど、そういう演奏ってどういうものかっという答えはまだ見つかっていません。




話が反れてしまいましたが(笑)、
シェーンベルクは、バレンボイムの息子さんが演奏していました。

自分の子供に音楽をやらせるか?という話になり、
俺は、間違いなくやらせません(笑)

音楽って本当に素晴らしいと思うし、
人間として生まれてきたのであれば、ぜひその良さを知ってほしい。

だけど、こんな不安定な人生は、歩ませたくありません。(笑)
生まれ変わったら、普通に部活でスポーツして、サラリーマンになりたいなと思っているほどです・・・。




毎回の演奏会は、立ち見席。(↓)
運動不足なので、演奏会が終わった後は、ひどい腰痛です。




















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